独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#38 シトロエンC3でプチドライブ

 

今日はシトロエンC3で、プチドライブに出かけようと思います

行先は「府中市郷土の森博物館

府中市郷土の森博物館|公益財団法人府中文化振興財団 (fuchu-cpf.or.jp)

ここに彼岸花曼珠沙華)が咲いているというので、奥さんと見に行くことにしたのです

・・と、その前にまずは腹ごしらえ

行く店は「江戸前天丼 はま田」

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天丼専門店「江戸前天丼はま田」公式サイト (arclandservice.co.jp)

以前から近くにあるのは知っていたのですが、食べに行くのは今日が初めて

店は結構混んでいて、席に案内されるのに30分程待ちました

ようやく案内されてメニューを見ます

江戸前天丼1,500円、上天丼1,300円、天丼1,000円、バラ天丼1,000円、そのほかに定食と、そばのセットもあります(ちょっと贅沢な天丼屋って位置づけみたい)

写真を見ても、丼に溢れんばかり天ぷらが乗っけられています

目の前の厨房で上げているのは、いかにもバイトさんって感じの女の子たち

ネタは全部カットされたものが運ばれてきて、衣を付けたら油鍋に入れていきます

その隣には鍋から上げる子がいて、その横には盛り付け係がいてという具合で、流れ作業になっています

混み合っていて揚げたて熱々じゃなかったけど、まあこんなもんでしょう

私たちは普通の天丼と定食を頼みましたが、上天丼なんか頼んでたらお腹にもたれて大変でした

まあ、たま~に天ぷらを食べたくなったら使えそうです

五日市街道から調布方面に曲がったら、まっすぐ東八道路へ向かいます

街中を流れに任せて走っているだけなのですが、なぜか気持ちいい!

「なぜなんだろう・・、いままでの国産車では感じたことのないこの感覚」

「何が違うんだろう・・」

豪華な装備が付いている訳でもない

ナビも付いてないし、内装なんか国産車の方がよっぽど高級感がある

でも、乗っていて気持ちがいい!

もっと走っていたい気持ちになる

「う~ん、クルマの基本性能の違い?」

いわゆる「走る、止まる、曲がる」がよく出来ているってこと?

そんなことを考えていたら、調布飛行場まで来ました

このまま20号を突き抜けて、多摩川沿いの道をどんどん行けば「府中の森公園」に着くはずです

土手には散歩をしている人が結構て、のどかな休日の風景に心が和みます

シトロエンC3のエンジン音は結構うるさいし、車外からの音も入ってきます

後席の居住性も良くないし、荷室も決して広くはない

ワイパーはチープで、動きも安っぽい

シートは布製だし、ポジション調整は全部手動

ヘッドライトはいまさらのハロゲンランプだし

樹脂が多くて、いかにもコストかけてないのがアリアリです

そんなチープさ満点なのに、運転すると何とも気持ちのいい瞬間があるんですよね

段差を乗り越えた時の、柔らかい突き上げとしっとりした収まり感

高速道路を走った時の、惚れ惚れするような乗り心地

低中速からアクセルを踏んだ時の、グイグイと引っ張られるような加速感

まるでハンドルが意志を持っているかのような直進安定性

ワインディングでは、トルクのあるエンジン、粘るATとサスペンション、1tちょっとの軽い車重がマッチして、登りも下りもホントに気持ちがいい!

この感激を一度味わうと、もっともっと感じたくなるんですよね~

だんだんと理由わかってきた頃、両側に公園が見えてきました

結構大きな公園で、家族連れがたくさん遊んでいます

目の前に物産館が見えてきて、そこが無料の駐車場になっています

誘導のおじさんに従って、空いている場所にすんなり停めることができました

彼岸花はどこに咲いてるのかな?」

「とりあえず公園の方に行って見ようよ!」

公園に向かおうとするとさっきの誘導のおじさんが、「ドアの横に付いてるのは何なの?」と尋ねてきました

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私がエアバンプを叩きながら「これはキズ避けのゴムですよ」と言うと、「あっ、そういうこと・・」とおじさん

これも国産車にはあまり付いてないですね(輸入車にもないけど・・)

公園に入ると芝生の広場や蓮の池があり、その周りでは子供たちが思い思いの遊びをしていました

その先には体育館と屋外プール

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プールの先は交通公園になっていて、チンチン電車(都電)やバス(KEIO)、蒸気機関車D51)が置いてあり、その先にはゴーカート場まであります

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「いろんな施設があるんだね」

「ホントね、でも彼岸花はここじゃ無いみたい」

「そうだね、博物館に戻ってみよう!」

道路を挟んで、公園の反対側が博物館の敷地になります

敷地に入ると右手に立派な博物館があり、ここでプラネタリウムや映画を上映していました

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左手には、かつて府中の街にあった商店や民家、学校?のような建物が並んでいます

その脇を通って奥へ行くと、季節の花が咲いている庭園に入っていきます

庭園に入って少し歩くと写真を撮っている人が集まっていて、そこには真っ赤な彼岸花がたくさん咲いていました

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彼岸花は全部赤い色だと思っていたのですが、白もあるんですね

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この庭園には他にもたくさんの草花が植えられており、四季ごとに楽しめそう

池の周りには紅葉もあったので、もう少ししたら紅葉狩りもできそうです

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