前回は、信州ドライブに出掛けたのはいいけど、途中で「シトロエンC3」のエアコンが効かなくなった話をしましたが・・
その翌日・・
朝起きて、まずはゆっくり女神湖の周りを散策します
久しぶりに、高原の景色と、森の香りと、鳥のさえずりを堪能します
「気持ちがいいわね~」
「今日は昨日より天気も良さそうだしね」
「ここはいつ来ても静かだし、す・ず・し・い・し!」
「・・・」
そうだね・・、今日も涼しいことを祈ります(心の声)
朝食を済ませて、少しゆっくりしたら出かけましょう!
ずっと下道ですが、クルマの数は少なくて、気持ちよく走ることができます
菅平高原に登る途中で「稲倉の棚田」という看板を見つけたので、ちょっと寄り道
小さな駐車場に停めて少し歩くと、眼下に細長い棚田が連なっています
「へ~、こんなところに棚田があるんだ・・」
「棚田百選のひとつなんだって」
「のどかでいいわねぇ」
「景色はいいけど、田植えするのは大変だろうね」
「大きな農機具は使えないわね」
平地が少ない場所で米を作るのがどれだけ大変か、その苦労を改めて感じます
さて、先を急ぎましょう!
菅平高原を抜けて小布施に来ると、急に江戸時代になったような雰囲気に変わります
栗菓子の店はもちろんですが、周りの民家もいい雰囲気を出してますよね
さて、その小布施を抜けたら、志賀高原の案内に従って徐々に坂を登っていきます
バイパスのような広い道に、ちょうど道の駅(北信州やまのうち)があったので休憩です
そこに「志賀高原~草津間」のWeb情報にアクセスしたのですが、ただ道の写真が出ているだけで、通れるのか通れないのかハッキリしない・・
「どう? 何か出てた?」
「う~ん、よくわからない」
「何それ、大丈夫なの? 通れる?」
「道路の写真が出てるだけで、通行可とかダメとか書いてないんだよね」
役に立たない情報サイトです
何時現在、〇〇~〇〇間、通行可、とかでいいんですがね
まあ、対向車もどんどん来てるから、問題ないと思いますが・・
でもさっきから、天気がちょっと怪しくなってきました
左に湯田中温泉を見ながら、バイパスのような道を進むと、いかにも高原らしい景色の中に入っていきます
高原に続く道は、くねくねした坂道ですが、「シトロエンC3」はいつも通り余裕です
前後にクルマもいないので、高原の景色をゆっくり見ながら登ります
左右に池が出てきてちょっと幻想的・・と思ったらスキー場が出てきました
冬ならスキーやボード客で賑わうところですね
右手に湿原のような景色が現れて、少し霧が出てきました
「いや~、幻想的な景色だね」
「ちょっと霧が出てきたけど大丈夫?」
奥さんは、景色よりも、この先の道が気になるみたい
熊の湯スキー場を過ぎると、あたりが相当モヤってきました
坂道の先に駐車場があったので、一旦休憩です
「隣のクルマ、さっき道の駅で、私たちと同じように道路情報見てた人だよ」
「そうだっけ?」
霧が出てきてモヤっているのに、なぜかクルマから降りて写真を撮ってますが・・
「おれも、ちょっと降りてみようかな・・」
外に出ると思ったよりも霧が出ていて、おそらく駐車場の下に広がっているであろう雄大な景色は一切見えません
それよりも気温が低くて涼しいのなんの・・
「いや~、全然景色見えないね、ってか、涼しいよ、外!」
「いま何度?」
「う~んと、15度だね」
「え~!? 下と随分違うわね~」
もうエアコンが効かないとは言わせないぞ!(声には出してません)
さて頂上目指して再スタートです!