独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#17 シトロエンC3を売る?売らない?(1)

前回、クルマは返品交換できるのか?って話をしましたが・・

dfcarlife.hatenablog.com

もう引き取ってもらうしかないと思っていたら、年末ギリギリになってディーラーの店長から連絡がありました

結論から言うと「新車の6割程度」の金額で買い取らせてもらいたいとのこと

減点方式のイラスト(男性)

「えっ!? それって残ったローンをなしにしての話だよね」

「いえ・・、全額精算していただいてからの返金額になります」

「いやいや、納車されて9か月、3000kmしか乗ってないのにそれはないでしょ!」

「前にも申し上げたとおり、ちょうど一番査定額が下がる時期になりまして・・」

「だってローン残金と相殺すると、結局100万円どぶに捨てたのと同じことだよね」

「・・・、すみません」

「これじゃ、うちの奥さん納得しないよ」

「何とか長いお付き合いをお願いできればと・・」

「そうは言っても奥さんが納得しないとどうしようもないよ」

「はい・・」

「う~ん、とにかく一度相談してから返事します」

「よろしくお願いいたします」

と言うことで、私の中では想定内だったとは言え、かなり厳しい提案でした

帰ってから奥さんにこのことを伝えると・・

「それじゃ全然ダメじゃん! どうするの?」

「100万円をどぶに捨てるようなもんだと言ったんだけどね・・」

「そうよ!新車と交換してくれるならまだしも、それもダメなんでしょ!」

「ネットで調べたけど、修理できればメーカーの責任は果たしたことになるみたい」

「そんなこと言ったって、また止まるかもしれないじゃん!」

「そうだね・・」

何だか私が悪者になったような展開・・

「・・で思ったんだけど、手元に何も残らないより、とりあえず乗ることにしたらどうかと思うんだよ」

「えっ!?」

「別のクルマを買うにしても、それを下取りに出したほうがいいと思うんだよね」

「買い取りよりも条件良くなるの?」

「メーカーによっては値引きが厳しい分、下取りで上乗せしてくれるらしいよ」(これはシトロエンの店長さんからの情報です)

店長さん曰く、現金買取りや下取りの際には、この金額をベースに交渉してもらって構わないとのこと

とにかく手元にクルマがあれば・・

① 現金買取りに買い取ってもらう

② このクルマを下取りに出して他のクルマを買う

③ 3年乗って問題がなければ子供に譲る

④ 3年乗ってやっぱり嫌なら残価精算する

「って、選択肢が増えるから、その方向で考えてみない?」

「・・・」

「いまココで精算しちゃったら、次買う時に下取り交渉もできないしね」

「もう駐車場の解約手続きしちゃったわよ・・」

「また継続して借りることにしたって、俺から管理人さんに言っとくよ」

奥さんとこんな話し合いの結果、年明けディーラーに連絡して以下のことを確認することになりました

① いまのC3の状態がどうなのかを自分で乗って確認する 

② 買い取り金額がこれ以上にならないかを確認する

③ もしまた止まった時はどうなるのかを確認する

④ 3年後の残価設定がいくらになるのか確認する

⑤ 長期補償をメーカーで持ってくれることを確認する

「ところでポコポコいってた音は直ってるの?」

「ショックアブソーバーを交換しても少し音はしてたから、たぶん直ってないと思うよ」

「そっか・・」

「それも今度確かめてくるよ」

「でも私一人じゃ、絶対乗らないわよ!」

「俺もアイドリングストップはオフにしないと、怖くて乗れないよ」

「オフにできるの?」

「出来るさ!ただ一度エンジンを切るとオンに戻るけどね」

「何とかならないの?」

「常時オフにできないかを聞いてくるよ」

「そうして!」

「この際だから、ぶっちゃけ一番いい選択はどれかも聞いて来るよ!」

「うん!、それを聞いてからまた考えましょう」

こうなったら変にゴネても仕方がありません

いまの状況でベストな選択はどれかを見極めたいと思います

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