独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#13 シトロエンC3がまたエンストした!(3)

 

前回は、エンストしたC3を神様が救ってくれた話をしましたが・・

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Dさんが鶴ヶ島に戻ったあと、私たちはディーラーの待合室にいました

奥さんはディーラーに着くや否や「こんな車には怖くて乗れない!」「新車に交換してもらうか代金を全額返してほしい!」と修理担当の人に食ってかかっています

彼氏に怒る彼女のイラスト

その後、整備の責任者が私にお詫びと説明にきました

「今回は大変ご迷惑とご心配をおかけして、申し訳ありませんでした」

「先ほど奥様が言われたような対応は難しいのですが、とにかく私どもで責任をもって修理させていただきますので、お時間をいただければと思います」

私は、その責任者に言いました

前回、回転数センサーを交換したのに、また止まってしまった

これは回転センサーとかの問題ではないと思う

何か根本的な問題があるのではないか

同じような修理をするのであれば、また止まる可能性がある

そう思うと、もう怖くて乗ることができない

交換が無理なら、このまま引き取ってほしい

それを店長に伝えてもらい、改めて連絡をもらいたい

「お気持ちはよくわかります。伝えておきます」

そのあと、その人に家まで送ってもらったのですが、ずっと気まずい雰囲気であったことは想像に難くないと思います

家に帰って遅めの昼食を済ませたら、急に睡魔が襲ってきて寝てしまいました

2時間ほど寝たでしょうか・・、起きたらすでに夕方

なぜか左肩を動かすと痛みを感じます

「あれっ? 何だか左肩が痛いんだけど・・」

「車を押した時だよ!」と子供

「そっか、緊張してたから気づかなかったけど・・」

「一生懸命だったから・・」と奥さん

「そだね・・」

「私一人だったらどうしようもなかったわね」

「うん、でもDさんが声をかけてくれなかったらまだ家に戻ってないね」

夕食はこの事件を肴に盛り上がりました

レッカー車の上はかなり揺れがひどかったらしく、しゃべるのも大変だったみたい

あと、一般道に降りると隣のバスやトラックとちょうど同じ高さになるので、奥さんはずっと顔を下に向けていたそうです

確かにレッカーに載せられたクルマに人が乗っているは見たことがありません

珍しいと動画に撮られて、SNSで拡散でもしらた大変でした(^^;

翌日シトロエンのセールスから電話が入り、昨日の話しました

シトロエンとしては、しっかり修理をするので引き続き乗ってもらいたいということでしたが、私は「もう怖くて乗れないので引き取ってほしい」と告げました

「わかりました。上司と相談しますので、少しお時間をください」

セールスさんは残念そうな声でしたが、こればかりは仕方ありません

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