独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#12 三島(ホテル昭明館)

年末年始に実家に戻った時は、地元の神社に初詣するのが恒例なんですが、本殿が小高い場所にあるので、足が悪い母は下の小さな神社でお参りです

私たちは本殿まで上がって、お参りしてから、古いのお札を返納します

「今年も良い年でありますように・・」

って、この時は「新型コロナ」でこんなことになるとは思いもしませんでしたが・・

さて、実家に来るときは新名神で来たのですが、年明けから天気も穏やかになったので、帰りは敦賀経由で米原から名神に入りたいと思います

若狭道が開通してからは、このルートを使うことが多くなりました

新名神経由よりも距離が短いのと、何より渋滞がありませんから・・

この日も渋滞はなく、ゆっくり走っても昼前には「養老SA」を通過できました

ただ新東名は「豊田JCT」の先で事故があったらしく渋滞マークが出てるし、東名は「豊田IC」とその先の「岡崎IC」で自然渋滞みたい

こういう時は「事故渋滞」を避けるのが鉄則です

車線が規制されている場合はなかなか動かないのと、見物渋滞で思った以上に時間がかかります

東名は「豊田JCT」で渋滞していましたが、合流渋滞なのですぐに通過、岡崎の渋滞は、通過するころにはなくなっていました

やっぱり、こっちを選択して正解でした!

「三ケ日JCT」で、新東名に乗り替えます

「豊田JCT」が開通してからは、ここを通るのも久しぶりです

「浜松いなさJCT」まではずっと登りですが、軽くアクセルを踏んでいるだけでスイスイと登って行きます

BMWに乗り換える前は、国産車の非力さを痛感していた場所です

新東名はかなりクルマの量が多く、さすがに飛ばすわけにはいきませんが、急ぐ旅でもないので、ゆっくりいきましょう

「長泉沼津IC」を降りて伊豆縦貫道に入り、すこし行ったらもう三島です

三島駅楽寿園の目の前にあるのが、今日宿泊する「ホテル昭明館」です

showmeikan.com

去年お世話になった時はツインが取れたのですが、今年は結構混んでいるらしくダブルの部屋になってしまいました

なぜ今年もここにしたかというと、ここのフレンチレストランで食事をしたいからなんです

落ち着いた雰囲気で、頼んだ料理が美味しかったのと、大好きなワインをゆっくり楽しめるから

去年は地元のお客さんが一組いただけで、静かな夕食を楽しむことができました

今年は6人連れのお客さんが一組、カップルが二組いて、店員さんも少し忙しそう

でも、魚やサラダ、お肉を頼み、去年のようにワインを頼んで、二人ともお腹いっぱいになりました

「やっぱりここはいいね」

「うん!来年もここね」

「別に来年だけじゃなくても、時間がとれれば来よう!」

「そうね」

店員を呼ぶ人のイラスト

奥さんは座ったテーブルが気に入ったようで、店員さんに話しかけます

「このテーブルは一枚板ですよね」

「そうです。これ私が作ったんです」

「えっ!?」

「以前勉強のために製材所に勤めていた時に、私が木から選んで作ったんですよ」

「そうなんだ・・」

「私もこういうのが欲しいと思ってて・・」

奥さんは、どうもこういうテーブルが欲しいみたい

「またその時は相談に乗ってくれますか?」

「いつでも結構ですよ」

今度来た時には真剣に相談しそう・・

食事が終わって清算を済ませると、地元のたまごをお土産にくれました

去年もそうだったのですが、ここの卵料理は全部これを使っているそうです

「去年もいただいたんですよ」

「ここにお泊りですか?」

「はい」

「そうでしたか・・、ぜひまたおいでになってください」

「近いうちにまた来ます」

「ありがとうございました」

いい雰囲気で美味しい料理とワインを飲んで、満足の夕食タイムでした

明日は、三嶋大社に行きたいと思います