独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#9 うなぎパイファクトリー

前回は「炭焼きレストランさわやか」にいった話をしましたが・・

dfcarlife.hatenablog.com

昼食が終わったら、いよいよ「うなぎパイ」の工場見学です

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うなぎパイファクトリー 公式サイト - 浜松市で工場見学を楽しもう! (unagipai-factory.jp)

「さわやか」から「うなぎパイファクトリー」まではそれほど距離がなかったのと、「工場見学!」の大きな看板が出ていたので、迷わずに行けました

うなぎパイファクトリー」へは、工業団地の中を走って行くのですが、前を走るクルマが何台もいます

「こりゃ、みんなうなぎパイの工場見学だね」

「たぶんそうね、ほかに行くとこ無いのよ」

確かに、この帰省の時期に、開業している場所は限られます

駐車場に着くと誘導の人がいて、何台もクルマが停まっていました

「大盛況だね」

「ホント、いっぱいね」

クルマを停めて入り口に向かうと、大きなうなぎパイを乗せたトラックが置いてあり、その先にはガーデン風の休憩所とお菓子の販売をしているワゴンカーがいます

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工場見学を売りにしているだけに、「いらっしゃい」風の演出がされています

中に入ると、まず名前を記入して受付嬢さんに渡します

「いらっしゃいませ!、どうぞごゆっくり」と、案内資料と一緒に小さなうなぎパイをくれました

「いやいや、ちょっと嬉しいじゃないですか・・」

では、さっそく見学してみましょう!

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1階の廊下を進むと、最初の窓に細長い生地が見えます(何だか太いうどん風・・)

ベルトコンベアに乗って、ゆっくり動いています

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でも、次の窓ではもう、見慣れたうなぎパイの形になっていました

「えっ、もう焼けたの?」

と思ったら、次の窓では秘伝のたれ?を機械がぬりぬり

あまりに早いので、見学のためのディスプレイかと思いきや、これが本物だというのが2階に上がるとわかりました

焼けてたれを塗られたパイを、これまたロボットが1列に並べ替えていきます

ランダムに流れてくるパイを、2台のロボットが上手に並べていきます

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あまりに早くて正確なので、しばらく見入ってしまいました

それを最後に人が検品してから、包装装置に入って行きます

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すると、おなじみのうなぎパイの袋に入って、ゾロゾロと出て来ます

工場の中は、ほとんどオートメーション化されていて、ホントに人はまばらです

こうやって見ると、人が介入するのは検品作業ぐらいで、あとは全部ロボットがやっているんですね

単純な流れ作業は、スピードや正確性から言っても、人がやることではないんですね

この時代、そんなこと当たり前か・・

2階では映画も上映していて、うなぎパイの製造工程を詳しく説明してくれます

この説明では、生地つくりが非常に大事みたいです

生地は、温度や湿度によって色々と調節する必要があるので、そこはやっぱり人でないとダメみたいです(ちょっと安心しました・・)

でも、空調管理が徹底していれば、これも機械で出来ることではありますね

2階にはカフェがあり、お菓子とお茶を楽しむこともできます

見学が終わり1階に下りてくると、そこはお待ちかねの「お土産コーナー」です

うなぎパイにも、いろいろ種類があるんですね

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普通のうなぎパイはもちろんのこと

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「真夜中のお菓子うなぎパイVSOP」や

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うなぎパイミニ」

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「うなぎサブレ」

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「みそまん」も扱っていました

春華堂さん! うまいねぇ、さすがですなぁ!」

最初は、受付でもらった小さなうなぎパイで済まそうと思ったのですが、やっぱり見ると買ってしまいますね

他のお客さんも結構買っていて、皆大きな袋を持って帰っていきます

帰りの駐車場に向かう時、奥さんが耳元で囁きました

「前を歩いている人、さっきさわやかで隣の席にいた人たちだよ」

「えっ!ホントに?」

「みんな考えること同じだね」

「ホントだね・・」

さて、そろそろいい時間になりました。

あとは浜名湖を眺めながら、今日の宿泊先へ向かいましょう!

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