前回は「炭焼きレストランさわやか」にいった話をしましたが・・
昼食が終わったら、いよいよ「うなぎパイ」の工場見学です
うなぎパイファクトリー 公式サイト - 浜松市で工場見学を楽しもう! (unagipai-factory.jp)
「さわやか」から「うなぎパイファクトリー」まではそれほど距離がなかったのと、「工場見学!」の大きな看板が出ていたので、迷わずに行けました
「うなぎパイファクトリー」へは、工業団地の中を走って行くのですが、前を走るクルマが何台もいます
「こりゃ、みんなうなぎパイの工場見学だね」
「たぶんそうね、ほかに行くとこ無いのよ」
確かに、この帰省の時期に、開業している場所は限られます
駐車場に着くと誘導の人がいて、何台もクルマが停まっていました
「大盛況だね」
「ホント、いっぱいね」
クルマを停めて入り口に向かうと、大きなうなぎパイを乗せたトラックが置いてあり、その先にはガーデン風の休憩所とお菓子の販売をしているワゴンカーがいます
工場見学を売りにしているだけに、「いらっしゃい」風の演出がされています
中に入ると、まず名前を記入して受付嬢さんに渡します
「いらっしゃいませ!、どうぞごゆっくり」と、案内資料と一緒に小さなうなぎパイをくれました
「いやいや、ちょっと嬉しいじゃないですか・・」
では、さっそく見学してみましょう!
1階の廊下を進むと、最初の窓に細長い生地が見えます(何だか太いうどん風・・)
ベルトコンベアに乗って、ゆっくり動いています
でも、次の窓ではもう、見慣れたうなぎパイの形になっていました
「えっ、もう焼けたの?」
と思ったら、次の窓では秘伝のたれ?を機械がぬりぬり
あまりに早いので、見学のためのディスプレイかと思いきや、これが本物だというのが2階に上がるとわかりました
焼けてたれを塗られたパイを、これまたロボットが1列に並べ替えていきます
ランダムに流れてくるパイを、2台のロボットが上手に並べていきます
あまりに早くて正確なので、しばらく見入ってしまいました
それを最後に人が検品してから、包装装置に入って行きます
すると、おなじみのうなぎパイの袋に入って、ゾロゾロと出て来ます
工場の中は、ほとんどオートメーション化されていて、ホントに人はまばらです
こうやって見ると、人が介入するのは検品作業ぐらいで、あとは全部ロボットがやっているんですね
単純な流れ作業は、スピードや正確性から言っても、人がやることではないんですね
この時代、そんなこと当たり前か・・
2階では映画も上映していて、うなぎパイの製造工程を詳しく説明してくれます
この説明では、生地つくりが非常に大事みたいです
生地は、温度や湿度によって色々と調節する必要があるので、そこはやっぱり人でないとダメみたいです(ちょっと安心しました・・)
でも、空調管理が徹底していれば、これも機械で出来ることではありますね
2階にはカフェがあり、お菓子とお茶を楽しむこともできます
見学が終わり1階に下りてくると、そこはお待ちかねの「お土産コーナー」です
うなぎパイにも、いろいろ種類があるんですね
普通のうなぎパイはもちろんのこと
「真夜中のお菓子うなぎパイVSOP」や
「うなぎパイミニ」
「うなぎサブレ」
「みそまん」も扱っていました
「春華堂さん! うまいねぇ、さすがですなぁ!」
最初は、受付でもらった小さなうなぎパイで済まそうと思ったのですが、やっぱり見ると買ってしまいますね
他のお客さんも結構買っていて、皆大きな袋を持って帰っていきます
帰りの駐車場に向かう時、奥さんが耳元で囁きました
「前を歩いている人、さっきさわやかで隣の席にいた人たちだよ」
「えっ!ホントに?」
「みんな考えること同じだね」
「ホントだね・・」
さて、そろそろいい時間になりました。
あとは浜名湖を眺めながら、今日の宿泊先へ向かいましょう!