BMW420GCを買ってからほどないある日、私たちは京都に向かって高速道路を走っていました
小牧ジャンクションから名神高速に乗り替え、一宮を過ぎて養老SAに差し掛かった時でした
突然ピーっという音が鳴り、バックミラーにある緑色のランプ(ETC挿入時点灯)が赤色に変わってしまいました
ちなみにBMWのETC車載器はバックミラー一体型で、カードをミラーの脇から差し込むようになっています
ランプだけでなく、液晶表示にも「Error」の文字が出たまま・・
東京インターの料金所では問題なかったのに、いったい何が起きたんだ?
「どうしたの? 何?」と奥さん
「わかんない・・、突然ETCにエラーが出ちゃった」
「え~!、どうするの?、料金所通れるの?」
「う~ん、たぶんこのままじゃ無理かな・・」
「いやだ~、何とかなる?」
走行中ですが、とりあえずカードを抜いて再度入れてみます
でもエラー表示に変わりなし
「こりゃ、まずいな・・」
このままだとETC専用ゲートを通れないかも・・
「どうするの?」
「そう言えば、何かトラブルがあればエマージェンシーサービスに連絡すればいいって言ってたな・・」
さっそくBMWのエマージェンシーサービスに連絡することに
ディスプレイの「コネクティッドドライブ」から「エマージェンシーサービス」を選択します
すぐに繋がって担当の女性に事情を話すと、原因を調べるので少し待って欲しいとのこと
しばらくすると、今は原因がわからないので、申し訳ないが今回はカードを抜いて、一般ゲートでチェックしてもらえないかと言われました
販売店には連絡しておくので、帰ったらすぐに販売店に行ってほしいとのこと
「買って間もないのに、これじゃ困るわね!」と奥さん
私もそうだなとは思いましたが、まあ今はどうこう言っても仕方がない
でも初めてエマージェンシーサービスに連絡しましたが、こりゃ便利ですね!
クルマから直接繋がるし、車両やオーナーの情報が即座に担当者にわかるのですから話が早いですよね(さすがBMW!)
いまは〇〇コネクトなど国産メーカーでも始めていますが、確かに何かあった時は安心・便利です!
ちなみに「SOSボタン」は、車両の衝突や横転を検知した際や、エアバッグが開くようない深刻な事故が発生した際に、車両から自動的にSOSコールを発信するシステムです
コールセンターの専門スタッフが、必要に応じて救急や消防などに通報を行ってくれたりします(事故以外の緊急事態でも、手動でSOSボタンを押して作動させることも可能です)
話は戻って、実はこのあと養老SAに入ってエンジンを再始動したら、何事もなかったように元に戻ったのでした
高速道路をずっと走りながらやっていたので、エンジンを再始動させることまで頭が回りませんでした(結局エラーが出たのはこの1回だけでした)
帰ってからディーラーを尋ねると、やっぱりエマージェンシーサービスから連絡が入っていて、担当セールスさんが申し訳なさそうに対応してくれました
原因はわからないけど何かの拍子でエラーが出てしまったらしく、ETCが内蔵されているバックミラーごと交換してくれるとのこと
「えっ!?、全部交換するの?」
「ええ、いまは良くてもまたエラーが出る可能性がありますから・・」
いや~、さすがBMW!(って言うか対応が潔い)
当然ながらその後ETCはまったく問題なく作動しています
突然のことでちょっとびっくりしたトラブルでしたが、逆にBMWの素早いサービスに感心した出来事になりました!