独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#16 愛車を選ぼう!2【VWパサート VS BMW420GC】

 

前回「BMW420GC」に試乗した話をしましたが・・

dfcarlife.hatenablog.com

価格と最新装備の「パサート」にするのか、それとも走りとスタイルの「BMW420GC」にするかで、大いに迷うことになりました

今回はその決着をつけるべく、高速道路対決をしたいと思います

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まずは「VWパサート」から・・

ルートは練馬から関越道に乗って、川越までの往復です

当日は生憎の雨模様でしたが、「VWパサート」の直進安定性に全く不安はありません

乗り味はフラットですが、やっぱり足回りはBMWほどは硬くない印象です

「いや~、安定してますね」

「ドイツ車は高速道路で本領を発揮しますからね!」とセールスさん

雨でスピードは出せませんでしたが、高速道路で安定感があることは十分に伝わってきます

川越インター出口のカーブでも、ロールすることもなくしっかり曲がってくれます

「こういうカーブでも不安なく曲がってくれます」とセールスさん

今度は帰りのインター入口で「ちょっと踏んでもいいですか?」と私

「どうぞ!」

アクセルをグッと踏むと、グイグイ加速してすぐに法定速度以上に・・

中速域からの加速も十分で、合流でなんの不安もありません

帰りは少し混んでいたので、ACCを試させてもらいました

アクセルから足を離しても、しっかり前車に追従していきます

「へ~、すごいですね」

「渋滞なんかでは便利ですよ」

いやー、初めての体験ですがこれは優れものです

ただ、私がACCに慣れていなかったせいで、足に力が入ってちょっと疲れました

でも、たぶん慣れたら手放せませんね


さて次は「BMW420GC」の番です

こちらは「奥さんと二人で好きなところを走ってきてください」って・・

いや~、うれしいご提案に感謝です!

ルートは中台インターから中央環状線に入って、首都高環状線を回ることにしました

中台インターに向かうまでの一般道では、明らかに足が硬く感じます

ゴツゴツ突き上げがあるわけではありませんが、カッチリした乗り心地というのでしょうか、「VWパサート」とは明らかに印象が違います

一般道から高速に入る上り坂でグッと踏み込むと、「もたつき」など一切なくグイグイと登っていきます

「うーん! なんて扱いやすいエンジン!」

料金所を抜けてアクセルを踏み込むと、更に気持ちのいい加速でスピードが上がっていきます

ATのシフトアップも絶妙で、シフトショックがほんとどない!

アクセルワークとパワーの出方が同調する時の何とも言えない気持ち良さ!

「運転が楽しい!」ってこういうことなんだと思います

それと、首都高のきついカーブを曲がるときのフラットさには驚きです

まるで板の上に乗っているような感じで、ほとんどロールしない!

ロールしないから、もっとスピードを上げても曲がれる気になってしまいます

あと気づいたのが、一般道ではあれだけ硬いと思った足回りが、スピードが出るほどしなやかになって「ビタッ」としてくるから不思議です

上屋をそのままに、下屋がしなやかに動いている感じ・・

もっとスピード出したらどうなるのか、試してみたくなります

今回の高速道路対決でわかったことは、クルマの性能や乗り味は「カタログ数値」だけじゃわからない!ってこと

BMWが言っている「駆け抜ける喜び」とはこういうことなんでしょうか?

運転の楽しさとは何かを、改めて知った気がしました!

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