独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#12 愛車を選ぼう!2【輸入車セダン】

 

ずっと国産車を乗り換えてきた私が、ある新聞広告にくぎ付けになってしまいました

それは「ジャガーXE」の広告

そのスタイルの、なんとエレガントなこと

いままで輸入車なんて全く圏外だったのですが、この「ジャガーXE」を見た途端に心を奪われてしまいました

もう居ても立っても居られず、まずはネットで試乗の予約です

そのころは、輸入車なんてマジマジと見たことも、乗ったこともありません

もう予約するだけでワクワク、ドキドキ・・

奥さんには「輸入車ってどんな感じか試してみるだけだよ」と言って、付き合ってもらいます

いざディーラーに行って実車を見ると、その流麗なスタイリングは、今までの国産車にはない、何とも言えない雰囲気があります

用意してもらった試乗車にワクワクしながら乗り込むと、まずドアを閉めた瞬間の重厚感に思わずビックリ!

いま乗っている国産車(フーガ)も重厚感はありますが、それよりもっと分厚く重い感じ!

目の前のハンドルもガッチリしていて、かなり重めの印象です

まずはセールスさんから基本操作の説明が・・

ジャガーXE」はシフトノブがダイヤル式になっていて、エンジンを始動させるとウィーンとせり上がってきます(当時)

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あと、ワイパーとウィンカーが国産車とは逆です(間違えないようにしないと・・)

メーターは260km/hまで表示してあって、国産車の180km/hに見慣れている私には、数字が詰まって見えます

駐車場から出ていざ走り始めると、まずそのトルクフルなことにビックリ!

「す・・すごい!」

この「ジャガーXE」は2.0L直4ターボで、最高出力は200㎰ですが、最大トルクの320Nmを低回転で発生させるエンジン(当時)で、低速から体がグッと持っていかれる感じです

直線でアクセルをグッと踏むと、「うわっ!速い!」

一般道なのに、かなり速いってのが身体に十分伝わります

ハンドルは重めですが、クルマ全体がしっかりして国産車とは全然違うガッチリ感があるし、あとブレーキが「よく効くーっ!」

試乗が終わって帰宅する時には、自分の「フーガ」のブレーキがやけに効きが悪く感じて不安になってしまいました

今回は一般道をちょっと乗っただけでしたが、国産車との違いがイヤというほどわかりました

奥さんに言わせると、「フーガより乗り心地が硬い!」「シートの幅が狭い!」「ダッシュボードが飛び出してて足に当たる!」と不満ばかり・・

奥さんの不評を買って、結局「ジャガーEX」は試乗しただけで終わってしまいましたが、私はこの試乗をきっかけに、欧州車への興味が200%にハネ上がったのでした!

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